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《YMSA発声・歌唱ワークショップ 第1回のまとめ》
【ワークショップメニュー】
■ストレッチ 20分 (15分の予定でした)
→なぜストレッチから行うのか
発声はスポーツと同じ、筋肉をいつも反応しやすい状態にするため
・体ひねり(足を広げ膝を折り、両手で膝を内側から押しながら肩を内側に入れる)
・肩を前で伸ばす、肩を上えで伸ばす、肩を後ろに伸ばす
・首を横に倒す、首を抑え斜めに倒す、首を回す
・顎を大きく広げる
→顎関節症に注意、顎先が首に近づかないように注意
・口を大きく広げ《口角を外側に↔︎口角を内側に》
・舌を口の中で回す
→舌先ができるだけ遠くを回るように
・横隔膜ストレッチ
→息を限界まで吸って、そこから(ゆっくり!)さらに3回吸おうとする
→吸うときはお腹の中(横隔膜)が下がること、肋骨が外側に広がっていくのをを感じる
→息を限界まで吐いて、そこから(ゆっくり!)さらに3回吐こうとする
→吐くときはお腹の中(横隔膜)が上がること、肋骨が内側に絞られていくのを感じる
※吸うときはまだ入る場所がないか、吐くときはまだ残っている息がないかを探す
※動的ストレッチは必ずゆっくりと動かしましょう
※ストレッチの最中は呼吸を止めないことが重要
※ストレッチの順番が大事
→体の中心、大きい筋肉から、歌うために重要な小さい筋肉に近づいていく
■ブレストレーニング 20分 (15分の予定でした)
→声を出すのに最も重要なのは、息が自在に操れること
息が思い通りに使えないということは思い通りの声が出ない、ということです
※息のトレーニングは過呼吸により頭がふらつく可能性があるので、座って行ってください
・鼻息を吐く
→鼻息の音が喉から聞こえたら喉にブレーキ(喉頭蓋が閉じ気味)があるということ
→鼻の穴からしか音が聞こえなければOK。その状態で歌います
・スッ・スッ・スー
→リズムよく行う 常にブレーキがかからないようチェック!
・4拍、8拍、12拍で息を伸ばす
→息の強さが一定であり、それぞれの長さでちょうど息を使い切ることを目指す
・クレッシェンド、デクレッシェンド
→息がブレることなく徐々に大きく(小さく)なることを目指す
・リップロール(唇をブルブルと震わせる)
→唇が乾いているときは振動が起こりにくい
→息が減ってしまうところでリップロールは止まってしまいます
→また、顎の力を抜くため、一定の息を送るために最も重要なトレーニングの一つ
■脳のトレーニング 10分
→なぜ脳のトレーニングが必要なのか
歌を歌うには、同時にたくさんのことを処理できることが重要
→一つ一つは簡単、でも同時に行うのは難しい
・グーチョキパー
→常に右手(左手)を勝つようにリズムよく変える
・あっちかな
→親指と小指を交互に、自分から見て左右同じ方向の指を立てる
・三角形、四角形
→右手で三角形、左手で四角形をリズムよくつくる
・たたく、こする
→右手は太ももをグーで叩き、左手はパーでこする 合図とともに入れ替え
■発声 10分 (20分の予定でした)
・リップロールで発声練習
→体の中のブレーキを取り去る練習
・舌を出して発声練習
→舌を喉から遠ざけ、声帯を正しく合わせる練習(←次回、重点的に行います)
■歌唱 50分
・まずはブレーキのかからない声を目指しましょう
・言葉の意味を考え、言葉にあった表現を心がけましょう
【ご自宅では…】
リップロールの練習、横隔膜のストレッチを中心に可能なことを無理なく行っていただけるといいと思います。特にリップロールは自在にできるようになると、今後のトレーニングがスムーズに進みますので、毎日少しずつ挑戦してみてください。
【その他】
・チケットの販売にご協力ください。特に小学生・中学生は無料ですので、幅広くお声がけをお願い致します。
・8月7日には小泉耕平さんのワンコインコンサートがあります。皆様にご招待券を一枚ずつ差し上げますので、ぜひお越しください。
・ご質問などがあればメールでも直接でもお知らせください。ワークショップ内、または、メールマガジンにてお答えいたします。
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